百合子の履歴

、「貧しき人々の群」取り出しました。岩波文庫で、星二つ で、私が中2のとき、鹿児島の古本屋で40円で、しかもさらにまけてもらっ た本です。表題のほか、「禰宜様宮田」「風に乗って来るコロポックル」とい うのがあります。しかも、なんとなんと、解説が蔵原惟人。その解説に    宮本百合子は1899年(明治32年)2月13日に、東京で生まれた。   本名中條ユリ。父は、米沢藩の家老で後に福島県下で開拓の事業にあたっ   た人の子として生まれ、後に有名な建築家となった中條精一郎であり、母   はこれもまた、佐倉藩の重役で明治時代の有名な学者である西村茂樹の娘   であった。百合子はこのような家庭に長女として生まれ育ちながら、本郷   誠之小学校、お茶の水高等学校に学んだ。彼女は女学校に入学した11歳   の年にすでに小説を書きはじめ、女学校時代にすでに多くの詩、小説、戯   曲、評論を書いている。……。