ストーンハンター物語1
地球は大きな丸い石、中にマグマが入ってる。
マグマはマントル対流として、ゆっくりと動いている。
時に、マグマは火山として空中に噴出する。時には海底火山として海中に噴出す。
マグマが噴出して出てきた火成岩は、地球に面白い石を残している。
イギリスの貴族のたしなみの第一はミネラルコレクターと言われている
この不思議な石の世界を彷徨ってみよう!

第一話ー石の基礎知識
●火成岩 マグマから出来たもの
花崗岩ーマグマの深い部分から出来たもので、石垣などに使われる
その他閃緑岩、瑠璃岩、ペグマタイト、流紋岩、安山岩、玄武岩など
●堆積岩ー砂が堆積して岩となったもの
石灰岩ー古生代石炭紀に堆積して出来た岩
泥岩、砂岩、礫岩、凝灰岩、チャート、石炭、珪藻土
●変成岩ーマグマの圧力や熱で岩石が変化して出来た岩
大理石ー石灰岩がマグマの熱などで変質した岩
泥質片岩、塩基性片岩、石英片岩、結晶質石灰岩、ホルンフェルス

主なものは3種類ですが、その他いろんな石があります。
身近な石を探してみましょう。いろんな石が転がっています。
石の不思議な世界、たまには河原で石を眺めて見ましょう
よく見るのは石垣や墓石などに使われている花崗岩
黒いところが黒雲母、白いところが石英、その他が長石です。
第一話 終り

第二話ー総社市水内河原
岡山県の西部に南北に流れる川に高梁川があります。
源流は吉備高原、備中町、川上町などですが、石灰岩地帯を通るため
水質はカルシュームなどの多い硬質です。比較的おいしい水と言えるでしょう。
上流の哲多町では、天然ミネラルウオーターが売り出されています。
ミネラルの多い健康に良い水だと評判になっています。
磁鉄鉱の鉱山の坑道から湧いています。
高梁川の中流部、総社市の北部に水内(みのち)河原があります。
蛇行部分に広大な河原があり、西日本有数の石種を誇っています。
石の数も豊富で大きさも手ごろで、初心者にはピッタリの河原です。
キャンプや魚釣りもやっていますが、ここの石の種類は本当に豊富です。
まずさざれ石、「君が代」の中にさざれ石という言葉がありますが
石含石のことです。つまり石の中に石が入っている石をさざれ石と言います。
高梁市の上流の川から流れてきています。赤みを帯びた泥岩の中にいろんな石が
入っています。その他、蛇紋岩、花崗岩、安山岩などほとんどの石種があります。
とっておきは砂鉄、磁石を砂場で転がすと砂鉄が取れます。上流に磁鉄鉱の山があるため
良質の砂鉄が取れます。まずは磁石、バール、拡大鏡10〜30倍、布袋などを持って行って見よう!
そういえば、この河原で人面石を集めて、博物館を作った人も居たっけなあ。
第二話ー終わり

第三話ー淡路島の五色石
古事記でおのころ嶋と歌われている淡路島、いざなぎ神社という神社もあります。
おのずから凝り固まったので、おのころ嶋と言われていますが、
この淡路島に五色石という非常にきれいな石があります。
五色町という町もありますが、そのあたりの海岸沿いにうずたかく五色石があります。
名前のとおり、白、赤、緑、、、と色もさまざまで大きさも手に入るくらいで手ごろです。
海で洗われて丸い小石ですが、その美しさは絶品です。
現在は採取禁止になっているようです。しかし不思議ですねえ。
こんな綺麗な石がどこから湧いてきたのか?瀬戸内海の海の底は不思議な世界ですねえ。
ある神社へ行くと境内に五色石を敷き詰めているのを見たことがありますが
とても神秘な不思議な空間でした。
握り石にピッタリなのが淡路島の五色石です。
海水浴を兼ねて是非行って見たいところです。
第三話ー終わり

第四話ー鳥取県のダンゴ石
ある家を訪ねたら庭に丸い卵型の石が敷き詰めてある。
「変わった石ですねえ、どこの石ですか?」
「鳥取県の海岸で取れるらしいよ」早速調査開始
行きました!日本海!海岸沿いをウロウロと、あった!あった!
細長い卵型の黒っぽい石がゴロゴロと確かにあった。それにしても変わった格好
地元の人に聞くと海底火山が噴火して、溶岩が丸く小さくなったらしい。
そういえば、溶岩のようでヤヤ軽い感じだ。日本海も変わった石が取れる。
隠岐島では黒曜石やチャートが取れるようだし、鳥取のダンゴ石、
福井県の海岸だったか、鳴き砂の広大な海岸もあった。
神社へ行くと石ころを敷き詰めて、裸足でお参りするところもあったなあ
海の水の綺麗ななのは、日本海が絶品。潜ってみると魚が目の前をウロウロ。
龍宮城に来たのかと大感激、瀬戸内海の海の底とはだいぶ違う。
岩場、砂場も多い。丹後半島一周旅行にも、また行って見たいものだ。
第四話ー終わり

第五話ー高知県の五色石
やってきました、桂浜、坂本竜馬の銅像もあるでよ。
南国ムードのシュロの木の並木道。やはり南の国だなあ。
昼飯にカツオのタタキで腹ごしらえ。さすがうまい!絶品
ビールも控えめにして早速、五色石を探す。
桂浜の五色石はあるにはあるが、淡路島の五色石に比べ、小さい。
色合いもやや地味。袋詰した五色石がみやげもの屋で売っていた。
もうちょっと本格的なのを探そう!と別の海岸へ。有料道路の料金がえらく高かったな。
別の海岸で探す!あった!あった!あったがヤヤ地味。こんなものかいな。
エエイ面倒になった!竜河洞とかいう鍾乳洞に突撃。
えらい長い洞窟だなあとかいいながら、ウロウロと一周。
帰りの高速の途中に高知県の青石とか書いてあったので見学。
これが青石かあ?山の中で取れるらしい。そういえば四国山地の青石だったか
夫婦でトラックで取っていて捕まった奴もいたなあとか、思い出す。
南国土佐を後にして・・・・・・・・。
第五話ー終わり

第六話ー矢掛町石切り場の水晶
石の旅は水晶に始まり、水晶に終わると言われる。
水晶ーこの神秘な石、透明な水晶はまさに水の精に思える。
兵庫県生野町の鉱物博物館には、なんと高さ1Mくらいの半透明の水晶が展示してある
山梨県で産出した国内最大の水晶だそうだ。
岡山県の西部の矢掛町の石切り場では花崗岩の石切り場だが水晶がとれる。
茶色系の半透明の水晶だ。中に真っ黒なのもある。
みんなが取っているので大きな物はそう見つからない。
雨上がりを狙って石切り場をうろつく。いつもの場所ではなく砂場を歩いていると
アレ?なんだこれは、道端に石のようなものがあるので蹴飛ばす。あれれ、水晶だ
水晶が頭を下にして土に刺さっていた。慌てて布で拭いてみるとまさしく水晶
底辺の直径10センチ、高さ8センチくらいのズングリした六角形。
こんな砂場にこんなのがあるとは?意外な場所で大物を拾った。
この矢掛町の石切り場の常連がなんと底辺20センチ、高さ30センチくらいの
超大物を拾ったやつがいる。それもなんと道端に転がっていたそうだ。
意外なところで意外な大物が取れる水晶。まるっこい石英の塊も手触りがいい。
骨董市で見つけた水晶は30センチくらいのなんと両剣、両方とも六角形。
アメリカ産だそうだ。不思議なこともあるもんだ。水晶は硬度7。石英は6。
石の硬度はダイヤを10にして、比較して硬度を決めるらしい。
水晶の中に七色の虹が見える。神秘な水晶の世界。手触りがなんともいえないイイ感じ。
第六話ー終わり

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